新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大阪市は、総額213億円の補正予算案をまとめ休校が長引くなか、小中学校のすべての児童生徒にノートパソコンを配り、
自宅でオンライン学習ができる環境を整える費用に96億1100万円を計上しました。
この補正予算案は、今月14日に開会する市議会に提出され審議されます。大阪市の小中学生全員に無料でノートパソコン配布はいつからになるのでしょうか?
大阪市の小中学生全員に無料でノートパソコン配布
5月7日、大阪市の松井一郎市長は、新型コロナウイルスへの感染拡大を受けて休校が続いている“小中学校の全ての児童・生徒にノートパソコンを配り”、オンライン学習ができる環境を整えると発表しました。
「学習用端末について、小中学校の全児童・生徒への(1人)1台の環境を、令和5年度から令和2年度に前倒し。」(大阪市 松井一郎市長)
松井市長は5月7日の会見で、休校が続いている市内の小中学校の全ての児童・生徒に対し、ノートパソコンを配る方針を明らかにしました。インターネット環境が整っていない家庭には機器を貸し出したいとしています。
現在、大阪市教育委員会は小学校4年~中学校3年向けにオンラインで学習動画を配信していますが、今後、対象を小学校1年にまで引き下げ動画を配信します。また高校生についても、学習動画を作りテレビで視聴してもらえるようにしたいとしています。
出典元:yahooニュース
大阪市児童生徒にパソコン配布へ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大阪市は、総額213億円の補正予算案をまとめました。
検査態勢を強化したり、子どもにノートパソコンを配ってオンライン学習の環境を整備したりする費用を盛り込んでいます。
大阪市がまとめた今年度の追加の補正予算案は、一般会計の総額が213億1100万円で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う施策に充てられます。
このうち、▼休校が長引くなか、小中学校のすべての児童生徒にノートパソコンを配り、自宅でオンライン学習ができる環境を整える費用に96億1100万円を計上しました。
また、▼PCR検査の態勢強化に向けた委託費や検査の自己負担額を公費負担する費用として、あわせて8億1400万円、▼検査や受診に関する問い合わせを受け付ける電話相談業務の拡充に3億9200万円、
▼大雨による災害が増える時期を前に、各地の避難所に消毒液を備蓄する費用として1億4800万円を盛り込みました。
この補正予算案は、今月14日に開会する市議会に提出されます。
【大阪市長“思いきった予算必要”】。
今回の補正予算案について、松井市長は記者会見で、「国も地方も税収が非常に厳しくなると思うが、市民の命を守るため、今は思いきった予算が必要だ。
また、学校の休校で、子どもたちが年間のカリキュラムを完了するのはタイトになっている。将来、生き抜く力を身につけるためにもオンライン学習は有効で早期に実現したい」と述べました。
出典元:NHK
大阪市の小中学生全員に無料でノートパソコン配布はいつから?
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大阪市は、総額213億円の補正予算案をまとめました。
その総額213億円の補正予算案の中身は、新型コロナウイルスの検査態勢を強化したり、新学年、新学期が開始できず学習の遅れも心配される中、
大阪市の小学校・中学校に通う子どもたち全員にノートパソコンを配って家庭でのオンライン学習の環境を整備したりする費用が盛り込まれています。
大阪市がまとめた今年度の追加の補正予算案は、一般会計の総額が213億1100万円で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う施策に充てられます。
大阪市の総額213億円の補正予算案の内容
①休校が長引くなか、小中学校のすべての児童生徒にノートパソコンを配り、自宅でオンライン学習ができる環境を整える費用として96億1100万円を計上しました。
②PCR検査の態勢強化に向けた委託費や検査の自己負担額を公費負担する費用として、あわせて8億1400万円、
③検査や受診に関する問い合わせを受け付ける電話相談業務の拡充に3億9200万円、
④これから梅雨を控えて大雨による災害が増える時期を前に、各地の避難所に消毒液を備蓄する費用として1億4800万円を盛り込みました。
この補正予算案は、5月14日(木)に開会する大阪市議会に提出され
審議の結果、承認されれば早急に各対策が実施されていきます。
ノートパソコンの配布実施時期は、審議前のため現時点では不明ですが
大阪市議会で承認されれば今後順を追って配布されますが
市民の声では、早ければ5月末から6月中に配布してほしい
遅くとも夏休み前までに大阪市の小中学生に配布される事に期待したいという声があがっており
夏休み中の補習授業など遅れている学習カリキュラムの巻き返しに期待が寄せられています。