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勝武士(高田川部屋)コロナ死去力士の経緯と持病の糖尿病はいつから?

元安芸乃島の四股名(しこな)で活躍した高田川親方(53)と十両の白鷹山(25)が新型コロナウイルスに感染した高田川部屋で最初に感染した可能性のある力士で三段目の「勝武士(しょうぶし)」さんが、新型コロナウイルスによる多臓器不全のため、5月13日に、東京都内の病院でお亡くなりになりました。

勝武士(高田川部屋)さんが新型コロナウイルスによる多臓器不全で死去に至った経緯に糖尿病の持病が大きく影響していたようですが、「勝武士(しょうぶし)」さんはいつ頃から糖尿病がを患っていたのでしょうか?

勝武士(高田川部屋)コロナ死去した力士の経緯

日本相撲協会が5月13日(水)に新型コロナウイルス感染のため入院していた高田川部屋の三段目の勝武士(しょうぶし)さん28歳(本名・末武清孝さん)が、この日の午前12時30分に「コロナウイルス性肺炎による多臓器不全」のため死去したことを発表しました。

勝武士さんのコロナ感染経緯は?

協会が発表した勝武士さんの感染経緯(経過)は以下の通りです。

4月4~5日 38度台の発熱。師匠らが保健所に電話をかけ続けたが、つながらず
4月4~6日 近隣の複数の病院に依頼したが、受け付けてもらえず
4月7日 近隣の医院にも相談したが、医療機関は見つからず
4月8日 熱が下がらず血痰が見られたため救急車を呼ぶも、なかなか受け入れ先が決まらず、夜になって都内の大学病院に入院。簡易検査の結果は陰性
4月9日 状態が悪化し、別の大学病院へ転院
4月10日 PCR検査で陽性と判定
4月19日 状態が悪化し、集中治療室で治療を受ける
5月13日 午前12時30分、都内の病院で死去

報道によると、4月4日の発熱から5日目でようやく受け入れ先の病院が見つかり緊急入院されたようです。
PCR検査も、入院した8日に受け、4月10日に陽性が判明。

この医療機関をたらい回しにされどこも受け入れてもらえなかった5日間は、高田川部屋で過ごされたと思われますが、

それから2週間後には、高田川親方と十両・白鷹山、養成中の力士らの4人を含め、計7名の感染者が高田川部屋から出てしまいました。


相撲部屋でクラスターが起きやすい環境にあることは親方衆も認めているそうです。

「ひとつ屋根の下での共同生活ですからね。関取は個室が与えられるが、幕下以下の力士は大部屋で寝起きする。換気や寝床の間隔に注意したところで限界がある。

上の階には親方の家族も生活しており、玄関などの導線は共用。そのため(親方の)小さい子供たちを、おかみさんの実家に預けている親方も少なくない。

どこの部屋も関取用の個室の数は限られており、これまでもインフルエンザやおたふく風邪の力士が出たときに隔離するのも大変だった」(若手親方)

出典元:楽天ニュース

最初の感染者が出た直後、相撲協会は出稽古を禁止し、さらに各部屋に「密着自粛」を指示した。稽古では体を密着するぶつかり稽古(頭から当たって受け手の力士を土俵際まで押す)などはNGとなり、四股、テッポー、すり足などの基礎運動が中心に練習をしたり

各相撲部屋でのチャンコを囲む際には、力士同士の距離をとったり、鍋を皆でつつく習慣を辞めて個別のどんぶりに食事を小分けに配膳したりの注意をしていたものの

ウイルス感染症禍における集団生活の難しさが懸念されていました。

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勝武士(高田川部屋)コロナ死去した力士の持病だった糖尿病はいつから?

 

相撲取りの職業病とも言われる「糖尿病」は、昔から多くの力士達が健康と相撲取りとしての体作りの狭間で戦ってきました。

高田川部屋の力士で三段目の「勝武士(しょうぶし)」さんも、2014年に「糖尿病」を発症したそうで、2年後の2016年の1月に行われた大相撲初場所で

「2年前に患った糖尿病による低血糖障害で取組直前に異例の不戦敗」

とニュースで報道されていました。

4日目の三段目の取組で、珍事が起きていた。西54枚目の勝武士(24=高田川)は土俵下の控えで全身が紅潮して手が震え、取組直前で異例の不戦敗。審判で異変に気づいた峰崎親方(元前頭三杉磯)から「相撲は取れるか」と聞かれると「できれば、このまま帰りたいです…」と訴えた。

相手の朱鷺ノ若も「審判の親方から『不戦(勝)だよ』と。ビックリした」。

峰崎親方も「初めてだよ」と驚きを隠さなかった。

原因は2年前に患った糖尿病による低血糖障害だった。

当日は取組前に「エナジードリンクとチョコ」を摂取したが、薬は飲んでいなかった。

定期通院しておらず、自己管理不足がたたった。駆け付けた師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)からは「野菜を多めに取るとか、自分で考えてやらないとダメ。プロだから」と諭された。

朝稽古前は食事しないのが角界の通例だが、特例も認めるという。

6日目は出場し、体重250キロの謙豊を力強く押し出し。元気な姿を見せ「不安とか緊張も原因だったみたい。

薬も1日3回飲むようにして、昨日も検査して異常はなかった」と、ばつが悪そうに笑った。

出典元:日刊スポーツ

勝武士(高田川部屋)さんは「初っ切り(しょっきり)」でも人気の力士でした。


勝武士(高田川部屋)さんは「初っ切り(しょっきり)」という大相撲の花相撲や各地の巡業などでお客さんに披露する相撲の決まり手や禁じ手を面白おかしく紹介するパフォーマンスですが、

You Tubeにあがるほど、「初っ切り」を楽しませてくれる明るい性格で人気者だった勝武士さん。

まだ年齢も28歳若くこれからの活躍が期待されていた矢先の訃報に胸が痛みます。今回の新型コロナウイルスの出現によって多くの著名人をはじめ世界中の人々がお亡くなりになっていく現状が一日も早く改善されることを祈るばかりです。

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