「幸福の科学」の創始者で総裁の大川隆法氏が66歳で急逝されましたが、マスコミやSNS上では、彼の築いた総資産や個人の遺産額はもちろん相続や教団の跡継ぎ問題などが取りだたされていますが、過去の情報からその金額や相続問題にふれてみます。
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大川隆法と幸福の科学
幸福の科学のホームページなどによりますと、大川隆法氏(大川総裁)は1956年に徳島県吉野川市で生まれ、東京大法学部を卒業後、大手総合商社に入社。
1986年に退社し、その後に幸福の科学を設立し
2009年には、政界へ進出すべく幸福の科学を支持母体とする「幸福実現党」を立ち上げています。
幸福の科学(大川隆法総裁)の軌跡
教義の中心にあるのは、「愛」「知」「反省」「発展」の4つの原理だ。
信仰対象は、地球の至高神で霊的存在の「エル・カンターレ」。大川氏自身が「現代のエル・カンターレ」とされ、崇拝の対象となっている。
1956年7月7日、現在の徳島県吉野川市に生まれた大川氏は、30歳のときに、東京都杉並区にあった個人宅の2階、6畳一間から布教活動を始めた。初めての座談会に集まった人数は87人。
だがその後、信者数は急速に増加し、これまでの30年あまりで、教団発表では国内信者数1100万人、海外信者数100 万人となっている。
「信者が必ず持つ教団の根本経典『仏説・正心法語』が授与された数が、1200万冊です」(幸福の科学広報局)
つまり、国民の10人に1人が信者ということになるが、宗教学者の島田裕巳氏は「推測すると実態は数万人ではないでしょうか」と指摘する。
清水富美加と同じように「出家」をした信者は現在、約2000人おり、彼らは教団専従の職員として活動をする。
「面接など狭き門を通った出家信者は『僧職給』をいただき、大半の職員は、自宅や普通の賃貸物件などに住んでいます。定期的に教義に関する試験や、英語テストなどがあります」(古参信者)
出典元:Smart FLASH
幸福の科学の総資産額
総資産額:不動産の価値
【東京高輪にある教団施設】教団によるとこの施設以外に、国内外に700カ所以上の関連施設があるそうで
1等地の土地価格はもちろんのこと、教団にふさわしい絢爛豪華な建造物にもかなりの資産価値が見込まれ
2017年に報道された記事では、その教団総資産額は
2,000奥円を超えるものだと報じられています。
総資産額:教団出版物の印税
不動産以外にも「霊言」「守護霊インタビュー」などに代表される、大川隆法氏の著書印税もかなりの金額で
大川氏の著作数は現在、年間100冊を超え、ギネス世界記録に認定されている。これまでの総著作数は2100冊以上だ。また、信者がまとめ買いして知人に手渡し、「伝道」と呼ばれる布教活動に活用しており、著作はたびたびベストセラーにランクインしています。
大川氏の霊言で特徴的なのは、存命中の人物のメッセージを語る「守護霊」の霊言ですが
(守護霊とは、あの世に残っている「魂のきょうだい」のひとりのこと)
この守護霊を呼び寄せることで、本人の潜在意識が語られるため
大川総裁は、その言葉こそ「本音」なのだといわれています。
総資産額:植福(しょくふく)による収益
この霊言は支部などで「拝聴会」として映像公開もされており、参加する信者には、数千円以上の奉納目安があったり
植福(しょくふく)と呼ばれるお布施や寄付の額もかなりの金額ですが
報道によると 定期的に植福をおこなう「植福の会」会員になると、銀行口座を通じて、毎月自動引き落としとなるそうです。
「一口1000円からとされていますが、会社経営者などの方で、大口の植福をする方もいらっしゃいます。もちろん強制ではなく、あくまで自主的な寄付です。対価を求めることもありません。対価を求めると、清浄さが失われてしまうのです」(中堅信者)
出典元:Smart FLASH
総資産額:祈願・研修による収益
教団施設では、「生き霊返し・病念撃退祈願」「左翼貧乏神を追い出すための祈り」などの祈願、「愛の指針・十箇条」「夫の心得・十箇条」「『富を形成する法』成功研修」などの研修が、ほぼ毎日おこなわれているそうです。
「祈願の奉納目安は数千円から。礼拝室に導師の職員が来られて、大川総裁先生の経文をあげてくださいます。20~30分で、心に光が入ります」(女性信者)
出典元:Smart FLASH
2泊3日などの研修になると、高額になることもあるにもかかわらず、なかなか予約が取れない状況も多いほど熱心な信者が崇拝しているそうです。
大川隆法の遺産額
遺産額は公表されていませんが、教団の総資産を考えるとかなりの金額になることは想像できますが
個人の資産としてプールするのではなく税金対策で無税になる宗教法人である教団に多くのお金をプールしていたのかもしれません。
そうなると、ますます「幸福の科学」という巨大な宗教法人を引き継ぐ跡継ぎ問題が重要視されています。
大川隆法(幸福の科学)跡継ぎはどうなる?
NEWSポストセブンの報道によると有力候補は29歳年下の妻が有力視されています。
現在の妻は“坂本竜馬の生まれ変わり”とされ話題に
大川氏が急死し、早くも後継者が注目されている。
「大川氏は前妻であるきょう子さん、29歳年下の紫央さんと2度の結婚を経て、きょう子さんとの間には宏洋さん、咲也加さん、真輝さん、裕太さん、愛理沙さんという5人の子どもがいます。大川氏の後継者については正式に発表しておらず、信者たちのあいだでも“2代目は誰か”と長年注目されてきました」(全国紙記者)
長男・宏洋氏は1989年生まれ、早稲田大学高等学院と青山学院高等部を経て、青山学院大学法学部を卒業した。
長女・咲也加氏は1991年生まれ、豊島岡女子学園中学校・高校からお茶の水女子大学文教育学部卒。
次男・真輝氏は1993年生まれ、開成中学校・高校から早稲田大学文化構想学部卒。
三男・裕太氏は1995年生まれ、麻布中学校・高校から父親と同じ東京大学法学部に進み、同学を卒業した。
次女・愛理沙氏は1997年生まれ、幸福の科学学園中学校・高校、ハッピーサイエンスユニバーシティ卒。
子どもたちも華々しい経歴の持ち主ばかりだ。雑誌『宗教問題』の小川寛大編集長が、後継者をめぐる今後の動きを予測する。
「組織の統制上も、誰かが教団の代表を務めなければなりません。ひとまず、順当に行けば現在の妻・紫央さんが代表になる流れではあると考えられます」
紫央さんは1985年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、日本銀行を経て、2009年に幸福の科学に入った。隆法氏との結婚当初は”坂本竜馬の生まれ変わり”とされていたことで話題となった。
教団では「総裁補佐」の肩書きを持つ。この肩書きから考えると、後継となるのは順当に見える。では、子どもたちはどうか。
「大川隆法さんの子供たちの中には、現在、教団で意思決定に関わっている方はいない模様です。
長男・宏洋さんは教団を辞めたあと教団側と裁判をしており、後継者の候補になるとは考えにくい。ほかの方々も候補として挙がっているという声は聞こえてきません。
長女・咲也加さんは一時、教団の内外から後継者候補と目されていたことがあったものの、最近外されたとも言われています。
しかし、紫央さんもまだ若く、しばらくは混乱もあるのではないでしょうか」(前出・小川氏)
出典元:NEWSポストセブン
大川隆法の子供たち(じゅうそうけんのYouTube動画)
YouTube動画で受験研究家じゅそうけんさんが長男の大川ひろしさんとコラボしている動画で兄弟姉妹について語っています。
大川隆法の遺産や幸福の科学の総資産額にネットの声
詐欺師の末路はこんなもんか。
教団の中の奴らが保身を必死にしようとしてるんだな。「幸福の科学」大川隆法総裁が死去 長男の宏洋氏は「遺産をめぐる骨肉の争いが始まる」(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/k3qi44WkWZ
— りゅう⊿阿寒のPerfume居酒屋 (@no_ama_2010) March 2, 2023
幸福の科学 大川隆法総裁が死去 (産経ニュース)
長男・大川宏洋による霊言を聞きたいところだけど、本人は別記事で「遺産をめぐる骨肉の争いが始まる」「長女は左遷、末妹は脱会、二・三男は音信不通」と発言しているから、お家騒動による分裂の可能性もあるな……https://t.co/AqK2buLQts
— 🇺🇦書痴楽🇺🇦@心はウクライナに (@shochiraku) March 2, 2023