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竹富島に謎の標的機体スクープ動画!その後の調査で台湾軍からの漂着物と判明!

沖縄県竹富町竹富島の海岸で9月8日、小型無人機とみられる標的機のような機体が岩場に乗り上げているのが見つかり、琉球放送RBCがスクープ動画をニュースで報道しましたが謎の標的機体はどこから来たのか?米軍を含む関係省庁に問い合わせていましたが、その後の調査で台湾軍所有の無人標的機が漂着した事が判明しました。

竹富島に謎の標的機体スクープ動画


全長約5.2メートル、全高1.5メートル、翼の長さは約3メートル

竹富島の位置


竹富島は沖縄本島より台湾の方が距離的に近い島です。

謎の機体は画像上部の美崎海岸に漂着しました。


竹富島は沖縄本島の南、八重山列島の中心地である石垣島の南約6kmに位置し、石垣港からは高速船で約10分の距離にある、静かなビーチエリアと赤瓦屋根の家が並ぶ風光明媚な魅力的な集落がある小島です。

水牛の牛車が観光案内をしています。

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竹富島に謎の標的機体が漂着

2020年9月8日午前9地30分ごろ、沖縄県竹富町竹富島の北側の美崎海岸で、小型無人機とみられる機体が岩場に乗り上げているの同島で散歩中の住民が発見、連絡を受けた自営業の上間学さん(58)が午前10時ごろ118番(日本における海上での事件・事故など海上保安庁管轄の緊急通報用電話番号)に通報しました。

石垣海上保安部によると、射撃などの軍事訓練で標的として使われる「標的機」とみられるが、機体に所属を示すマークなどはない。ほぼ原形をとどめていることから、同保安部は落下物ではなく漂着物として「事件性はない」との見方を示していますが、

海保は県警や消防、沖縄防衛局など関係機関に連絡して、防衛局は米軍の物かどうかを含めて米軍に問い合わせ沖縄県も情報を収集していました。

謎の標的機の機体は、およそ全長約5.2メートル、全高1.5メートル、翼の長さは約3メートルで国などの所属を示す表示はなく、「MQM―107E」というアルファベットが書かれています。

また所々がテープで補修されていたほか、翼とみられる部分には「7.5kg(右)」などと手書きされたテープが貼られています。他の場所には漢字が書かれていますが、日本では使われていない字体のため中国、台湾の言語の可能性が強まっています。

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竹富島に謎の標的機体MQM-107Eとは


謎の標的機の機体は、およそ全長約5.2メートル、全高1.5メートル、翼の長さは約3メートルで国などの所属を示す表示はなく、「MQM-107E」というアルファベットが書かれていますが、

この「MQM-107E」とはビーチクラフト社によって開発されたMQM-107 ストリーカーの第5世代(1992年から製造開始)と思われます。


アメリカ陸軍やアメリカ空軍などで試験と訓練に使用されていた再利用可能なターボジェット標的機/標的曳航機で胴体の中心にターボジェットエンジンを搭載し、

わずかにカーブした翼を持った、亜音速標的機として設計された。機体は、ジェットエンジンが十分な推力を得るまで、ロケットブースターで加速する。パラシュートで回収し再利用することができる。

この機体は、一般的にミサイルや機銃の標的の曳航機として設計されている。航空機はミサイル訓練用の赤外線標的や、機銃訓練用の正方形の標的のいずれかを曳航することができます。

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竹富島に謎の標的機体にネットの声

 

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竹富島に謎の標的機体はその後の調査で台湾軍からの漂着物と判明!

沖縄防衛局は米軍に照会した結果、米軍は9日に「米軍のものではない」と回答しました。
そんななか、竹富町に10日、台湾の関係者を名乗る男性から電話があり、「私どもの関係のものかもしれない」と連絡があったそうで

引き続きこの男性と連絡を取った結果、竹富島に漂着した国籍マークの描かれていない無人標的機は、台湾軍の所有機だったことが判明しました。

翌9月11日に台湾軍の装備開発部門である中山科学院(国家中山科学研究院)が事の成り行きを公表しています。

「沖縄県竹富島で謎のドローンが発見された」との報道を受け、当院は次のように説明します。

一、報道の内容から、当院は、これは最近の演習で使用した無人標的機であり、一般的な訓練を目的としたもので、機密に類するような機微な機器やデータの搭載は無かったと予備的に判断しています。

二、標的機は先日の訓練終了後に海に落下しましたが悪天候で見失い回収できず、日本の海域に漂着したため、当院では関係対外部署と調整を行い、手続きに沿って事後処理作業を実施することになりました。

出典元:台湾国防部(国家中山科学研究院、2020年9月11日プレスリリースを和訳)

該当の無人標的機はアメリカ製のMQM-107ストリーカーで、アメリカ空軍では既に使っていない古いものでした。

日本周辺国では韓国軍と台湾軍が今も使用しており、北朝鮮軍もシリア経由で回収した鹵獲機を参考に模倣品を生産しています。

沖縄県の竹富島は石垣島と西表島の間にある小さな島で、台湾とも距離が近く、無人標的機が流れ着いたものと思われます。

出典元:yahooニュース