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スポーツ

NHK・カーリング中継中止理由のアダルト系スポンサーは何?どんな会社の広告画像?

NHK・BS1によるカーリングの2022北京五輪世界最終予選の中継予定が急きょ次々に変更され別番組に差し替えられた件で、その理由とされる放送できない事態になったアダルト系スポンサーは何の会社でどんな広告画像っだったのでしょうか?

NHK・BS1でカーリング中継中止

2022年北京オリンピックのカーリング競技・世界最終予選は、2021年12月5日から12月18日までオランダ・レーワルデンで開催され、日本でもNHK・BS1で第1日  1次リーグ(L)B組の初戦「日本」対「米国」は、NHK・BS1で午後5時から生放送の予定だったが、急きょ放送が中止になった。

放送時間になると「カーリング ミックスダブルス北京オリンピック世界最終予選『日本×アメリカ』はお休みにします ご了承ください』とのテロップとともに、別番組が流れました。

NHK公式サイトの番組表や、テレビに表示される電子番組表上で、5日深夜24時からの「日本-ラトビア」もイチロー氏のMLBでの偉業を振り返る番組に変更され

6日夕方の「日本-韓国」もイチロー氏のものと同様の「MLB歴代メジャーリーガーベストゲーム『歓声のホームイン 松井秀喜』」に差し替えられていました。

7日未明の午前3時から予定されていたエストニア戦も「北アルプス『北アルプス空中散歩』」に変更。同日午後8時30分からのニュージーランド戦も別番組になっておりその理由について以下のような理由が報道されています。

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NHK・BS1のカーリング中継中止の理由

 理由について、NHKの担当者は「現地(オランダ)の事情により、日本に送られてくる映像をそのまま生放送できるか確認する必要が出てきたため」とし、「会場内の企業広告に確認が必要なものがある」とも説明した。

出典元:スポーツ報知 

世界カーリング連盟はツイッターなどで「不幸な放送の問題のため」と説明。米国のカーリング連盟もツイッターで「予期せぬスポンサーの衝突があった」と、声明を発表。初戦終了後も世界連盟は「スポンサーの権利の問題が解決しなかった」とし、2戦目も中継できないことを発表した。

オランダメディア「SPORTNIEUS.NL」によると、同大会のスポンサーにはアダルトグッズ制作の会社がついており、氷上などにスポンサーロゴが映っているという。

出典元:デイリー

 世界カーリング連盟は声明を発表。「進行中のスポンサーの権利問題のため、放送は現在中断されています。問題をできるだけ早く解決するための作業が進行中です」
最終予選のスポンサーには、オランダのアダルトグッズ専門のオンラインショップも名を連ねており、このことが原因となっている可能性がある。

出典元:スポニチアネックス

NHKは、「主に成人向けの商品を扱っているとみられる企業の広告が頻繁に映り込む可能性があるため、確認が必要」と説明。品位と節度を心がけることや青少年への影響に配慮することなどを求めるNHKの放送ガイドラインに抵触する恐れがあり、中止を決めたという。

出典元:読売新聞オンライン

どうやら同大会のスポンサーにはアダルトグッズ制作の会社がついており、氷上など各所にスポンサーロゴが映っているというところにありそうです。

オランダの「テレグラフ」では「米国や日本など一部の国は、エロティックなウェブショップのため放送したくない」と今回の件を報じています。

原因とされているアダルト系スポンサーとはどんな会社なのでしょう?スポンサーとなっているその会社の広告(企業ロゴ)画像とはどんな画像なのでしょう?

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NHK・カーリング中継中止理由のアダルト系スポンサーは何?どんな会社の広告画像?


この「EasyToys」という企業はメインスポンサーになっていて会場のいたるところに企業ロゴが宣伝されているそうです。


ちなみに「EasyToys.com」で検索してみるとこんな感じのサイトが出てきました。

この企業サイトは色々な国に対応しているようですね。(PC版日本語翻訳表示画像)


これ以上のスクロール画像は自主規制で画像は載せませんが、「Easytoys」はいわゆる「アダルトグッズ」を展開する企業で、バイブレーターやディルド、セクシーランジェリーが主力商品でネットで買える大人のおもちゃ屋さんのようですね。
日本でよく知られる、あの「Tenga」の代理店も務めているそうで実際にHP内で販売されているのが確認できました。

実はこの企業は、今回が初めてのスポーツスポンサーになったのではなく

オランダサッカーリーグ1部のエールディビジのFCエメンは、2020年から「新しいスポンサーロゴが入ったユニフォームが認められた」とこの企業との提携を発表していました。

 

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オランダのサッカーチームFCエメンのHPを訪れるとメインスポンサー・ユニホームスポンサーに「EasyToys」の名前が載っていました。

今ではFCエメンのメインスポンサーとして定着していますが
オランダサッカー界でも2020年当初「EasyToys」のチームスポンサー参入に、子供たちへの影響なども考えいろいろな制約(子供サイズのユニホーム販売禁止など)が叫ばれ、公式になるまでにひと悶着(ひともんちゃく)あったそうです。

世界カーリング連盟もNHKもメインスポンサーになった段階でアダルト系の企業だと中継直前まで気付かなかったのか、大会関係者は困惑しきっていて

スティップハウト氏(今大会担当のプロジェクトマネジャー)や「EasyToys」の担当者は以下のような見解だそうで

「私たちは世界連盟と明確な合意を結んだ。彼らは私たちのパートナーが誰か知っているし、許可をもらっている。非常に慎重に行動した」と“なぜいまさら”状態。

また「EasyToys」も担当者が「驚いている。私たちはきちんとした会社だ」と憤慨の様子です。

引用元:東スポWeb

当事者間で国際放送に載せられるかどうかの確認を怠ったのが原因のようですね。

オランダはアダルト関係の広告の規制が緩いようですが
日本はもちろん欧米の他国も今回は放送できない事態になっているとのことで、
これは日本・NHKだけの問題とは違う各国の報道姿勢が影響している状況です。

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NHK・カーリング中継中止からカーリング4人制は放送決定 世界連盟が混乱謝罪 企業側が譲歩 広告を交換

世界カーリング連盟(WCF)は11日、会場内に成人向け商品を販売する企業の広告があったことから、日本のNHKや米NBCなどが5日からの混合ダブルスの試合中継は中止していた問題で、11日に開幕する男女4人制について、当初の予定通り放送することを発表した。

会場内や氷上に広告を展開していた企業側が譲歩し、9日まで行われた混合ダブルスから11日の4人制開始までの間に広告を再構成。企業名の代わりに「#equality for all(すべての人に平等を)」のメッセージが展開されるという。

世界連盟は同企業とのスポンサー契約について「すべての人への敬意と共通の価値観に基づいてこのスポンサー契約を締結しました」とした上で、混乱を生んだことに対し、世界連盟は「アスリート、ファン、またパートナーにご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。
引用元:yahooニュースより

大人のおもちゃ販売企業がスポンサーだった為に、まさに大人の事情によっての急きょ生中継中止という前代未聞の状況でしたが、現在では話題になっている企業の大人対応のおかげで広告の文字が全て変更され11日からの試合が放映されるようになりました。

 

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